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室内繁殖の実践事例
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室内の水槽での繁殖事例を基に説明します。
基本的には屋外水槽についてもそうなのですが、試行的に行っているものなので
確実に繁殖が成功するとは言えませんが、その点をご承知の上で以下をお読みください。 水槽はタナゴの入った飼育用水槽と貝を管理する水槽を用意します。
貝の餌というか、延命を図るために珊瑚などの育成に使われる海水用の添加剤を使用しています。
なお、産卵に使用した貝はタナゴの産卵期が終わったところで採取してきた川に返すようにしています。右の画像は飼育用水槽の様子です。トレイの中には川砂を敷き詰め、イシガイを2個入れてあります。 丁度、カゼトゲタナゴのメスが貝を覗いているところです。 室内水槽での繁殖の難しさは、丁度産卵期に採取してきたばかりのタナゴであれば、即、繁殖行動に移りますが、 越年したりして、長期に室内で飼われているタナゴはなかなかオスが婚姻色にならなかったり、 メスの産卵管が伸びてこなかったりすることがよくあります。 これは室内の水槽ではタナゴたちが四季の移り変わりを感じにくいといったことが 原因のようです。 基本的には屋外水槽で産卵させることが望ましいと考えていますが、 産卵の様子を見たいこともあるのでそういった場合は産卵期以外を屋外水槽で飼育し、 産卵期に入ったときに室内水槽に移すという方法をとっています。
次に2枚目の写真ですが、これは貝の管理用水槽です。
浮上したばかりの稚魚がそこかしこに見られると思います。
だいたい7日から10日ぐらいを目安に、
飼育用水槽と管理用水槽の貝のトレイをローテーションを組んで入れ替えています。
春夏産卵型のタナゴですと、だいたい4週間程度で貝から稚魚が出てきます。
そのため、飼育用水槽から出して、5週間から6週間ぐらいは管理用水槽で様子を見るようにしています。
冒頭で海水用の添加剤の話をしましたが、この添加剤を用いてこの水槽の中で貝を一元管理し、延命に努めています。
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